RP終了

こちらの４月３０日の日記で、勇者様を募っておりました古傷ネタ。
一昨晩をもちましてＲＰが終了致しました。
ご協力を頂きました金髪蝙蝠様。どうも有難うございます。

因みに、今回の指定ＲＰの開始にあたって、一応、金髪蝙蝠様と打合せをしたのですが、
その際、こちらからお伝えした情報は、
「左耳に、ピアスを引きちぎった痕が３っつあります」
という一言だけでした。
あとの連絡内容は、
「恋人ナノス様から頂いたピアスに関する日記を書くので、そこに突撃願います」
と…
「では、次のターンで締めましょう」
の二つだけ。
ぶっちゃけ、雑談している時間の方が圧倒的に長かったです。

普段、背後都合で、あまり長いＲＰを回そうとしない黒妖精ですが、
今回、このような相手指定ので回してみて、思ったのが
ＲＰというのは、非常に面白いな～ということでした。
「他者が介在する面白さ」とでも言えるものだと思います。。

ご存知のように自分は、一応、物書きを自称しておりますので、
今回のＲＰで出させて頂いたようなエピソードをＳＳとして表現する事は、
そんなに難しい話ではありません。（…一応…ね。）

とはいえ、このエピソードをＳＳに仕立てたところで、
ごくありきたりな「強気捕虜vs意地悪敵兵」にしかならない上に、
黒妖精の設定には何の意味も無い…
挙句の果てには、多分、
ソレンで上げるには相応しくない、ただの暴力表現にしかならない…という三拍子。

ところが、同じ内容をＲＰとして描いてみたら、あら不思議…。
『黒妖精マゾ疑惑』やら『意地悪敵兵への同情』やら…（笑）
語られている内容は、紛れも無く「暴力」なのですが、何やら冗談のような気配。
更に『将来の約束』やら『惚気』やらの美味しいこぼれ話付き。

こういう雰囲気を出せるのは、
肩肘張らず、ナチュラルに「黒い」二人ならではだったからだと思います。
例えば「黒く」ない方が相手では、ただの同情話になってしまいますし…
「黒さ」を前面に押し出す方が相手では、ただの仕事の失敗話になってしまう…。
ちょうど良く力の抜けた二人が重なって、初めて出来たＲＰなのではないでしょうか。

そんな雰囲気を、上手に引き出して下さった金髪蝙蝠様には、心より感謝致します。
繰り返しになりますが、本当に、どうも有難うございました。

余談ですが…金髪蝙蝠ＰＬ様との雑談の中で出てきた「生意気の美学」。
捕虜にされようが、ピアスを引きちぎられようが、
おそらく、強い態度を貫き通したであろう黒妖精（多分、当時14，15才）。
そういう態度って「生意気の美学」だよね～などと話して、盛り上がっておりました…。

結論：「『強気』は萌える」

ソレンには上げられないけど、なんとなく、書いてみたくなったりして…
…宿題山盛なんだから、やめておけ…という話。